FC2ブログ
サッカー道は、サッカーに関する話題などを取り上げるサイトです。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

セルヒオ ラモス (ESP)
ラモス、夢の実現まであと一歩
スペインが2002年のワールドカップ韓国・日本大会を戦っている間、当時16歳だったスペイン出身のセルヒオ・ラモスは、遠くセビリアの自宅から声援を送り、有名な赤のユニフォームを自分もまた身に付けられる日を待ち望んでいた。4年経った今、この青年の夢はまさに実現しようとしている。
  クラブにおいても国際的な水準においても、ラモスはまさに流星のように成長を遂げてきた。彼は2004年2月のスペインリーグでセビリア選手としてデビューを飾り、さらにそのシーズン最高峰の試合に6回もの出場を果たした。翌年、このアンダルシアのクラブから31回の試合に登場。その活躍ぶりに強い印象を受けたレアル・マドリードは2,700万ユーロという手痛い出費と引き換えに、この才能あるディフェンダーをベルナベウへ連れ帰った。

FIFAworldcup.comとの単独インタビューにおいて、ラモスは「僕の年齢でこれだけのことを成し遂げた人はごくわずかだ」と語った。 「確かに今現在で履歴書に書けるのはU-19ヨーロッパ選手権だけだけど、その点はすぐに何とかするつもりだ」と彼は笑顔で付け加えた。

   若いセルヒオにとって、背番号19というのは幸先が良い数字のようだ。彼が国際大会で初めて白星を挙げたのはU-19UEFAヨーロッパ選手権スイス大会でのこと。彼は大いに活躍してスペインは決勝でトルコを下した。ついで2005年3月30日、19歳の誕生日にはスペイン代表チームへのデビューをまさに背番号19番のユニフォームを着て果たしたのだった。それはベオグラードでのFIFAワールドカップ™地区予選、セルビア・モンテネグロとの決定的な試合でのことだった。

「ルイス・アラゴネス監督にチャンスを与えられたときは天にも舞い上がるような気分だった。もちろん、背番号は誕生日に合わせて選んだんだ。今から思い起こしても、あの日は僕にとって本当に特別な日だった」と語った。その日の感動はまだ鮮明に心に刻まれているようだ。

  アラゴネスが12月、ドイツ大会を戦うスペイン代表メンバーの候補33人の選手を集めたとき、ラモスもまたその中にいた。「いわゆるチーム作りを目的に、他の候補選手たちと会って充実した時間を過ごす良い機会だった。一緒に昼食をとった後、"ワールドカップという重大な試練が近づいた今、厳しい訓練が待ち受けている"と監督は強調したんだ。そこにいた33人の中から最終的な代表メンバーが選ばれるんだよ」 。

   セルヒオ・ラモスはFIFAワールドカップ™初出場を弱冠20歳で果たせるかもしれない。この生粋のアンダルシア人選手にとっては大きな夢だ。ラモスは、自身のモチベーションを高めるためには監督からのアドバイスももちろん必要だが、ドイツ大会への出場が決定するまでの試合の一つひとつで、あるいはトレーニングセッションで、ただひたすら懸命に努力を続けるには自身の熱望だけで十分だという。「ワールドカップへの出場は自分自身で設定した目標の一つだし、どんなサッカー選手にとっても意味深いものだ。チームと共に成功を手に入れるため、そしてワールドカップに出場するために毎日奮闘していく」と誓った。

  ラモスは、いつも守備の中心でミッドフィルダーやライトバックとしてプレーしてきたが、どのポジションを最も得意としているのだろう?「その質問は何度もされてきたけれど、一度もはっきり返事をしたことがない。それは、あらゆる場面で万能性を発揮できなければ一流の選手とは言えないと信じているからだ。監督が先発で僕を出場させてくれる限り、ポジションはどこであってもあまり気にしない」。

とは言っても、アラゴネスがラモスを右サイドで使おうとしていることは既に承知しているようだ。そうなれば、レアル・マドリードのチームメート、ミチェル・サルガドと先発の座をまともに争うことになる。両者ともFIFAワールドカップ™には初出場となるわけだが、若さをとるか経験をとるかのこの選択は非常に興味深い。

「若い選手の存在は、チームに新風をもたらす意味でとても重要だ。同時に、新しい才能とベテランのいいバランスも欠かせないと僕は信じている。代表の経験が豊かなベテラン、ラウル、(カルレス・)プジョル、(フェルナンド・)モリエンテスらはきっとフィールドにおいてもロッカールームにおいても重要な役割を果たすだろうからね」とラモスは言う。

一方で、若き大物たちもそこにはいる。彗星のごとくランクアップを果たしたディフェンダーのラモスも、ユースチーム時代からの長いつきあいの仲間たちを忘れてはいない。「代表入りの有力候補は、たくさんいます。代表選手の決定は奥が深く、複雑な過程であることは承知の上ですが、アーセナルのセスク・ファブレガスやバルセロナのアンドレス・イニエスタといった選手は成績を上げてきているし、選ばれるに値する力がきっとあります」と自らの推薦を直接、監督に報告したりもする。

  スペインの秘められた可能性を固く信じるラモス。抽選会でウクライナ、チュニジア、サウジアラビアを対戦相手とする比較的有利なグループHに入ったこともあり、ドイツでの本大会で大活躍するチャンスも大いにあると期待を膨らませる。その一方、あまり舞い上がりすぎないよう自分をコントロールすることも忘れてはいない。

  「一見、楽なグループだという印象はあっても、どのチームも侮ってはいけない」と彼は言う。「それぞれに実力があるからこそ本大会に出場を果たしているのだから。他の大国のような評判はないとしても、みな強敵なのだということは十分に承知している。だからこそ、このグループを勝ち抜くために持てる力はすべて出し切りたい。ウクライナはこのグループで鍵となるチームだろう。強力なメンバーを集結させて挑んでくるに違いない。そう簡単には勝たせてはくれないと思う」。 

  スペインのFIFAワールドカップ™史上最高の成績は第4位。それは1950年のブラジル大会にまで遡る。以来、準々決勝の段階もしくはそれ以前で、その記録を打ち破ろうと挑戦し続けてきた。今回の大会では果たしてどこまで勝ち上がれるだろう?「願わくば決勝までいきたい」とラモスは言う。

「今年のスペインチームは強豪だ。良い結果を出すワールドカップになることを願っている。少なくとも、呪われた準々決勝の歴史は打ち破りたい」。思い望むことは何でも実現してきたラモス。この願いもきっと叶えることだろう。
スポンサーサイト
[PR]


Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © サッカー道. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。